草の森大冒険

ナンセンスの大家、草森紳一の書庫「任梟盧」を冒険します。

2011-09-01から1ヶ月間の記事一覧

ちょっと、変換

いよいよ、本題というところですが、ちょっと、方向変換をします。一般公開されている資料室を先に見ていった方がよいのでは、と思いました。草森紳一記念資料室は、大谷短期大学で週2日(火・金)の午後だけですが、一般開放されています。お茶も自由に飲…

大冒険の方法序説

さて、ようやく、任梟盧の本たちの紹介をしていきたいのだが、どう始めようか。 作成している目録通りに、一冊づつ紹介すれば、3万冊といわれる本の群、果てしもない。ただ目録を並べるだけでは、資料としての意味はあっても、つまらない。目録が完成すれば…

鍵騒動

8月13日 約束の10時に任梟盧に行くと、英二さんと高山さんが何やら玄関でもめている。どうしたのかな、と行ってみると、鍵が開かないという。ギザギザを合わせる普通のカギではなく、平板に窪みのある珍しい鍵なのだが、いくら回しても開こうとしない。…

大掃除

6月2日 高山さんに案内していただき、初めて任梟盧を見る。やはり、生前に一度ここの草森さんを訪ねるべきだったな、と思う。白い外壁は、三か所ほど壊れかけており、南面は頭の入りそうな穴が開き、そこから蔦の芽が顔を出している。高山さんたちが、ビニ…