草の森大冒険

ナンセンスの大家、草森紳一の書庫「任梟盧」を冒険します。

2023-01-01から1年間の記事一覧

60年ぶり奇跡の再会

任梟盧の北面は、天蓋の縁から長年浸み込んだ漏水で、腐食の進んだ大型本の多いところである。その一角に、昭和28年発行の自筆自装の漫画本があった。 変色や表紙の破損など少しはあるのだが、奇跡的に腐食を免れていた。 1939年生まれの池原昭治さんが、中…

任梟盧を訪問された人々

6月19日に交流懇親会を帯広の「平和園本店」で行いました。二次会は喫茶「黒船」でした。とても有意義な楽しい会になりました。ありがとうございます。 喫茶店「黒船」にて 草森さんとがっぷりと心の底から付き合っていただいた方々ばかりで、はるばる東京か…

今年初の草刈り

72侯では蟷螂生(かまきりしょうず)のこのごろですが、十勝ではカマキリは見たことがありません。 任梟盧周辺もタンポポの花が灰色の丸い球になり、その種が飛び散り始め、他の雑草も大分生い茂ってきたので草刈りを行いました。 草刈前 完了 草を刈ると、…

絵本作家の読み聞かせと草森マンガ塾Ⅱ

十勝にも満開の桜がやってきた中で、任梟盧ブッククラブ2回目の会を前回と同じ「あがり框」で12時から15時まで行った。 今回のゲストは、絵本作家の「がもう ともえ」さんと、ロンドン在住の「HIsako Conroy」さんであった。 がもう ともえさんはご自身の絵…

任梟盧ブッククラブの誕生

本年初めの新年会を2月10日、帯広の「あがり框(かまち)」でアルコール抜きの昼食会という形で行った。参加者は、宗像氏、廣川氏、T氏、ゲストに吉田政勝氏と久野氏、当方の6人。 廣川氏は草森さんの縁戚、吉田氏は北海道新聞の「朝の食卓」というコラムを2…