草の森大冒険

ナンセンスの大家、草森紳一の書庫「任梟盧」を冒険します。

2014-08-01から1ヶ月間の記事一覧

歌よみに与ふる書

少し前になるが正岡子規のこの書をじっくり読んだ。 子規の歌や俳句についての考えが、先鋭的に書かれていて、非常に面白く読めた。万葉集、源実朝、橘曙覧を主に賞賛しているのだが、藤原定家や紀貫之の古今集の批判等、正に怖いものなしの子規である。 こ…